どれだけ遺産があると相続税が課税される?
- 2015年06月09日
- 相続・贈与
相続税が課税される最低限度額
相続税には課税される最低限度額が定められており、遺産の総額が次の算式により計算した金額以下である場合には、相続税が課税されないことになっています。平成25年の相続税法の改正により平成27年以降の相続における最低限度額(遺産に係る基礎控除額)引き下げられ、以下の金額になりました。
遺産に係る基礎控除額
3,000万円+600万円×法定相続人の額
(夫婦子2人で夫死亡の場合4,800万円)
つまり、相続税は被相続人の遺産総額が、上記記載の「遺産に係る基礎控除額」を超える場合に、その超える部分について課税されることになります。